CHROMA

世の中の "当たり前" を確認する

悲しい悪夢

夢をみた。


そこにはいつも通り社内でパソコンと向き合いながらキーボードを叩く僕がいた。
その日は中々会社の仕事に手を付けず、自分の好きな事に時間を費やしていた。そして、その日取り組む予定だった仕事の期限はその日中だった。

退社時刻が迫ろうとした時、適当に仕事をこなし、GitでPull Requestを投げた。その後、何故か自分でこのPull Requestをmasterにmergeした。しかし、これが重大な問題を引き起こしてしまったみたいだ。
それはプロジェクトのコードを半年前の状態に戻してしまった。そして、この状態を抜け出すための修正も不可能だった。

数分後、隣のあの子にこの問題が発生したことを伝えたところ、キレた。「文化レベルが低い奴は紙とペンで仕事しとけや!」と、あの子は言い放った。
これは辛かった。お詫びにということで、帰り道に会社を出てすぐのうどん屋であの子に飯をおごった。

店を出て電車に向かって歩いていると他の知り合い達とたまたま一緒になった。

駅のホームで僕以外の人は反対の電車に乗った。「バイバイ」「おつかれ」と彼らが言った後にドアは閉まって電車は音を出して走り去っていった。

その後、僕はホームで自分が乗る方の電車を待ち続けたが、それはいつまで経ってもやってこなかった。