デザイナーとして、何者になりたいか
一年に一回くらいはやってるな、これ。つまりよく自分を見失ってるわけだけど、今年もやる。
考えることが多そうなので、記事はいくつかに分ける。
何を作りたいか
「一目惚れするほど魅力的、使い始めに説明書いらず」、こういったものが作りたい。
たとえばこういうのが作りたい。
- 落ち着いた見た目に惹かれて買った Nexus5X、発売から数年経った今もこれ以上に魅力的な見た目の携帯は見つからない。最初にした設定はいくつか個人情報いれたのと Wi-Fi の設定しただけで、あとは自分のペースに合わせてアプリをいれるだけ
- Paul Smith の赤の長財布。これぞ一目惚れ。赤い革の色合いは自分の年齢の経過とともに落ち着いてきて、ちょうどいい。お札やカード、小銭をどこに入れたらいいかなんて、すぐわかる(財布だから当たり前!)
- 他
- 陶器、PS2、64
たとえばこういうのは作りたくない。
- 雑貨屋さんでアッ!と思うものを見つけて、手にとってみるとたしかにステキなんだけど、何に使えば良いかわからないから棚に戻す
- 機能が豊富で買ったデジタルカメラ、PCと連携して使うつもりだったのに、設定でつまづいて放置
機能をデザインしたいか
ここで言ってるのは、「使いやすい」を実現するために用意する機能、そういうのもデザインしたいかという話。結論としてはデザインしたい。
たとえば機能までデザインされたものとして、iPhone があると思う。あれは機能を先に作って、それに “デザインあてる” やり方では作れないと思う。
すべてのケースで機能までデザインできると思ってないけど、できることなら機能まで口を出していきたい。作った機能をユーザーにどこまで提供するか、そもそもその機能はいるか、など。