Vim のスクロール
今までは CTRL-D
と CTRL-U
でページの上下スクロールをしていた。そのときの画面には見えていないけど、見たい場所がわりと近くにあるときはこれまで通りこれらのコマンドを使うと良いだろう。
コードリーディングのときなど、ファイルの中身を網羅的に見たい場合は CTRL-F
や CTRL-B
も使うと便利だと思う。現在の位置から大きく離れた場所に移動することはこれらのコマンドでも可能だけど、見たい場所があらかじめわかっているなら行指定での移動や検索を使うと良いと思う。
カーソル移動ではなく、ページのスクロールを伴いながら一行下や上に行きたいことは少ないだろうから CTRL-E
や CTRL-Y
を使うことはあまり無さそうだ。
z
から始まる 3つのコマンドも、再描画の度に画面が切り替わると現在のカーソル位置を見失うことになりそうなのでそれほど使いそうに無い。
CTRL-E
... 画面を一行分、下方向にスクロールCTRL-D
... 画面をページの半分、下方向にスクロールCTRL-F
... 画面をページ分、下方向にスクロールCTRL-Y
... 画面を一行分、上方向にスクロールCTRL-U
... 画面をページの半分、上方向にスクロールCTRL-B
... 画面をページ分、上方向にスクロールz<CR>
(z CTRL-M
) ... 現在の行を画面の一行目にして再描画z.
... 現在の行を画面の中央にして再描画z-
... 現在の行を画面の最下行にして再描画
参考
ここ 4日ほど Vim の「移動」に関するコマンドを見てきた。
Vim のリファレンスドキュメントでは、このあと文字列などに関する挿入、変更と続くわけだけど一旦ここで手を動かして学んだコマンドに慣れることにしよう。