特定の利用環境を想定しない
メディアクエリは相変わらずこんな感じで指定している。
メディアクエリを指定するときなどに注意しておきたいのは、変化はデバイスサイズによって見ることができるが、見た目を変化させる基準となるのはコンテンツだということだ。
想定するデバイスサイズに合わせて見た目の変更を考えるのではなく、「自分が作っているコンテンツが最低限読める大きさの範囲はどこか?」を考えてサイズや配置の変更は行っていきたい。
また、利用者がこれらのデバイスを使うシーンを一つに絞って想定することはできない。操作方法や使用する場所、通信状況など、人それぞれにデバイスを利用する環境が異なるのは当然だ。
利用者の代表的なモデルを持つことは重要だと思う。そうでないと、プロダクトを誰に向けて作るのかが定まらない。重要なのは「朝の通勤中だけ便利なニュースアプリ」、「高速な回線下でのみ遊べるゲーム」といった利用環境を限定したサービスを作らないことだろう。ゲームは自宅でもするし外でも遊ぶ。
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