HTMLに疎い
この言語はHTML5から「Webアプリケーションプラットフォーム」を実現するための中核の技術として考えられるようになりました。
2008年に草案が発表されてから5年半が経ち、今年はついに勧告予定の年になります。
HTML5では多くの要素が追加され、それぞれにコンテンツモデルが定義されています。コンテンツモデルとは「 ul
要素では、直下に li
要素以外を含てはいけない」などの要素のルールを定義したもののことです。各要素のコンテンツモデルを理解してHTMLを書くようにすると、コードの検証を行った際にバリデータの小うるさい指摘を聞かなくて済むようになるでしょう。
また、セクショニング要素が追加されたことで、暗黙的・明示的セクショニングを理解してアウトラインを形成する必要もでてきました。どのセクショニング要素が適切かは「HTML5 Sectioning Element Flowchart」を使い、意図した通りにアウトラインが形成されているかを確認するには「HTML 5 Outliner」を使うのが便利でしょう。
そして、HTML要素の詳細をコンピュータに伝えるためにMicrodataやRDFaも注目されるようになってきています。GoogleやYahooといった検索エンジンにページの情報を伝えるためにも、これらの技術に取り組むことが必要になってきています。
HTMLという言語1つを取っても、どうやら知らなかったこと、実際には手を付けていなかったことがとても多いように思います。
「HTML書けますよ」と言った時に「お前それでHTML書けるって言ってるの?マジ?」って言われないように、もう少し張り切って行こうと思いました。