Reading - IAシンキング
Chapter1
1.1
IAを役割と認識するか工程と認識するか、両方を指してはっきりしないことが多い。
IAとは
- 情報アーキテクチャ(概念や分野) - Information Architecture
- インフォーメーションアーキテクト(専門家や役割(情報アーキテクチャを行う人)) - Information Architect
1.2
情報アーキテクチャを価値化する必要がある
- 対価に換算すること(見積もりに入ってない場合が多い)
- タスク化すること(スケジュールに情報アーキテクチャ作成の時間を含むようにする)
1.3
ユーザーエクスペリエンス(webサイト構築)に必要なプロセスは、「目的」・「要件」・「情報アーキテクチャ」・「情報デザイン」・「グラフィック」の5段階に分けることが出来る。
参考:Let’s Talk About User Experience
webサイト構築に必要なスキルは下記の7つである。情報アーキテクチャは概要デザインとサイト戦略を含む。
情報アーキテクチャは「デザイン」が大きく関係してくると同時に、「テクノロジー」や「コンテンツ」についても検討する必要がある。
- テクノロジー導入
- テクノロジー戦略
- 最終デザイン
- 概要デザイン
- サイト戦略
- サイト戦略
- コンテンツ編集
- コンテンツ戦略
参考:The Nine Pillars of Successful Web Teams
Column
情報アーキテクチャの視点で見れば、1ドメインで閉じたWebサイトは存在しない。
情報アーキテクチャの4つの単位
- Webエコシステム(生態系)
- 企業が持つWebサイト群
- Webサイト
- Webページ
検索エンジンから深い階層にたどり着いたケース、ソーシャルサービスから流れてきたケース、ブックマークなどから流れ着いたケース等、様々なケースを想定しなければならない。
1.4
インターフェースやビジュアルデザインについての根本的な部分では、情報アーキテクチャに大きく関与している。
情報アーキテクチャの工程は下記のようにも分けられるが、インターフェース以外は可視化されにくい領域である。
可視化の三角形
1.5
情報アーキテクチャの工程を考えるタスクと運用のタスクに分ける。
全体の流れを「戦略」、「設計」、「実装」、「運用」の4つとすると、「戦略」と「設計」は考えるタスク、「実装」と「運用」は手を動かすタスクと言える。考えるタスクと手を動かすタスクの2つはサイクルとして回す。
同じようにサイト制作の工程パターンも4つに分けて考えるタスクと手を動かすタスクに分けることが出来る。
- 考える - 「企画」、「定義・ルール化」
- 手を動かす - 「テンプレート作成」、「量産」
1.6
タスクではなく、成果物という視点でも情報アーキテクチャを見ることが出来る。
参考:Webサイト情報アーキテクチャ:book
システムマップとプロセスフローの違い
- システムマップ・・・いわゆる情報体型をまとめた概念図
- プロセスフロー・・・手順を示した概念図
成果物から情報アーキテクチャのタスクを理解する上で有効なツール
参考:IA One Sheeters:tool
1.7
オライリー本の紹介。次読もう。
- デザイニング・インターフェース
- デザイニング・ウェブナビゲーション
- デザイニング・ウェブインターフェース