CHROMA

世の中の "当たり前" を確認する

メインビューの役割

タイトルにはメインビューと書いたけど、これはメインビジュアルやメインイメージ、カバーイメージやヒーローイメージとも呼ばれる。呼び方は色々あるけど、大体はサービスの訪問者がまず一番に見る場所のこと。

サービス内でここが果たす役割は、訪問者にとってそのサービスはどういった利益を生み出すかを伝えること、サービス独自の強みを反映させたデザインでサービスを印象付けることの 2つだと思う。

訪問者はサービスを開いたとき、おそらくは数秒といった短い時間で自分にとってそれが必要かどうかの判断を下す。彼らはメインビューを眺めることで、EC サービスであればどういったジャンルの商品を購入できるかを理解し、月額課金制のサービスであれば毎月の支払でどういったコンテンツが提供されるのかを知る必要がある。

合わせて、他のサービスと比べたときの料金の安さや購入の手軽さ、コンテンツの豊富さといったこのサービスを使う理由もここで見つけなければいけない(落ち着きのある人はトップページの最下部まで見て判断する)。

同じようにオンラインショップで財布を購入しようとしている人でも、多少高くとも良い財布を求めてやってくる人もいれば、できるだけ手軽に・安く購入できることを期待してくる人もいる。もちろん漠然とした気持ちでサービスを訪れる人もいるだろうが、こちらから他サービスとの違いを示すのは大切なことだと思う。

また、これまでのことは言葉や文章だけで表すことが多いと思うが、これだけでは伝わりづらいものもある。言葉では伝えきれないことは写真やイラスト、色などの情報で補うと良いだろう。

例えば訪問者に信頼できるサービスであることを感じ取って欲しいのであれば、そのイメージを持つ写真を使うのも一つの手段だし、信頼という抽象的概念を青や緑といった色で表すのも良い方法だと思う。

メインビューは、サービスの中身を表しながらも言葉足らずな文章を写真や色といったデザインで補うのが大事。


最後すごく当たり前のこと言った。

こういう一枚画像で印象を上手く作るのは苦手な方なので、一回文章にでもまとめて考えを整理したかった。グダったけど。