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HTML5 Japan Cup の閉幕

今年の4月からボランティアスタッフとして参加していた HTML5 Japan Cup が先週の土曜日に行われた「HTML5 Japan Cup 2014 The Final」をもって晴れ晴れしく終わりを迎えました。

受賞作品を見て

HTML5 Japan Cup 2014 The Final の様子は次の動画から観れます。

Final イベントでは、応募者の方から応募作品を作った背景や製作に用いた技術の話が聞けて良かったです。
12歳の少年がゲームを作っていたり、写真家の方が太陽の塔の周りをぐるりと綺麗に見渡せるサービスを作っていたり、応募者の幅の広さとその作品の完成度に驚かされました。

また、応募作品の1つで「nfccheckin」というのがありました。これは、一緒に住んでいる人の入室ログのチェック、ローカルな電子マネーを使って面倒な金銭のやり取りを無くすことができるというサービスですが、過去にシェアハウスに住んでいた僕としてはとても便利に感じました。

応募作品のすべては Web サイトの「応募作品一覧」に掲載されており、受賞式の様子や受賞理由は 5jcup の公式ブログにまとめられています。

ボランティアスタッフに参加してみて

イベントのボランティアスタッフとして、僕はこの3ヶ月間で主にデザインやコーディングの面でお手伝いさせて頂いていました。

Web サイトでは、コンテストの賞金ブロックの製作などを行いました。

トップページでコンテストの概要(5jcup が Web 製作者のためのクリエイティブ・アワードであること)と、魅力の 1つである賞金のアピールを伝えるために作りました。

他にも紙媒体でフライヤーを作る機会がありました。

このフライヤーは表面が雑誌に載りました。初めてこういう媒体に自分が作ったものが載ったこともあり、非常に思い出深い作品になりました。

会社や友人以外の人と一緒にモノやイベントを作り上げていくという経験を今までにあまりしたことがなく、制作の手順で戸惑うところも何度かありました。しかし、それ故にデザインレビューの仕方や、他業種の方と複数人で要件を固めるプロセスなど、普段の製作では知り得なかった新しい気付きもありました。

スタッフとしては非常に良い経験をさせて頂きましたが、もちろん製作に割いた時間は短いものではありませんでした。自分自身のスキル不足で大体の製作物はギリギリの完成になりましたしね.. 。 次にこういう機会に巡り会えた時にもう一度このような形で関わるかどうかはまだ迷っています。しかし、もう少し知識や経験を積んだ後、製作のスピードや質に自身が持てるようになったときはまた参加してみたいと思っています。

日本の Web がたぎってきたとき、どのシーンでも HTML5 が活用されるようになったとき、僕もその渦の中にいたいと思いました。