CHROMA

世の中の "当たり前" を確認する

フライヤーのデザインした

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あんまり紙のデザインすること無いんだけど、今回は良い機会に巡り会えたみたい。
フライヤーのデザインした。

WEB と違って紙はここが難しいよと思ったことを書こうとした。でも書いた後、両者で本当に違うのはこの中だと1つか2つじゃないかと思った。

デザインを作った後のことを考えておかないといけない。WEB ではステージングや本番アップの作業時間をとっておく必要があるけど、紙では印刷から発送までの時間を考えとかないといけない。予めどこの印刷所に頼むか、入稿はどのような形式、手順で行なうか、発送にはどのくらいかかるか、お金はどの程度必要かを見ておいたら良さそう。

誤字脱字の類やデザイン上のうっかり崩れが恐い。パスの閉じ忘れとか、同じ赤を使おうとしたところが微妙に異なる色になってるかも.. とか、WEB よりもやり直しが難しいため不安が尽きない。ツールの使い方を変えてこのようなミスが起こらないようにしたり、最後は必ず複数人でチェックをするようにしたい。

縦と横の幅が完全に決まっている事が多く、その中でデザイン作るのが難しい。Web だと横は決まっていても縦の制限があることは少ない。コンテンツの変更、追加には全体の余白やサイズなどを見直しながら縦横決まった幅の中にコンテンツを収めないといけない。デザインに煮詰まる時、一箇所に集中して修正を行うのではなく、周り全体を見て修正することが必要な場合がある。

厚さが薄い紙の場合、背景が白だと透ける。これは仕方のないことだけど、デザインするときはそれが載るモノの特性についてもっと考えておいたほうが良い。

一つ一つが小さな要素を複数載せるよりも、大きな要素を一つ載せるのが良さそう。Web の場合は基本的にパソコンの画面に集中しているわけだけど、ポスターとかの場合は周囲がもっとごちゃーっとしてる。その中で自分たちのポスターに集中させるには各デザイン要素を力強く出す必要がある。

HTML5 Japan Cup、いよいよ締め切り間近。