CHROMA

世の中の "当たり前" を確認する

わかりやすければスタイルなんて最小限でいい気がする

はじめに

このブログ読んだ人はお口直しに近くのコンビニで雪見だいふく買って食べたほうがいいです。口元真っ白にしちゃってください。

いま久しぶりに憤りを感じて思ってることぶちまけてみただけになってる。

人に”使って”もらうものなら「もっと派手」にの前に前提としてやらなければいけないことがある

グラフィカルな部分は別に疎かにしてもいいとかそういうことを言ってるんじゃない。デザイン案を提出した時のフィードバックとして「なんか全体的に寂しいなー。もっと色増やして映えるようにしてみようか」「ここ、もっと派手に」しか出てこないのがおかしいということを言いたい。それ見る前に目的の遷移リンクを見つけることができるかどうかとか、文章の段組の分け方がおかしいかとか色々言うことがあるのでは?と、思う。もちろん最後フィードバックをもらう以前にそれが全部できるのがデザイナーの仕事だけど、毎回全部ちゃんとしてるってかなりすごいというか、まぁ、無い気がする。あとで気づく。あとで気づくっていうことは、本番にアップしてたら気づくまでの期間ユーザーに見られてる可能性があるわけだから困る。観点がグラフィックよりでページのしての構成をあまり注意して見てないのがダメな気がする。デザイン作成の前にモック作って構成の確認はするけど、最後画像とかボタンをちゃんと当てたら思った通り!ってのもそんな無い気がするので、最初決めたから. で済む話でもない。

でも色とか画像使って超Cool!!にしたいじゃん

そりゃそうだ。僕もそう思う。

見た目を派手にすることででサイトに入ってきたユーザーが迷わなくなるんだったらそれでいいんだけど、派手にするっていうのは大抵要らないものを増やすことにになる。

配色による混乱がおこる

例えば購入ボタンはECサイトの場合ユーザーに押させたいボタンNO.1なので大抵派手な赤色にしてると思う。そのボタン部分を見て顧客がGreat!と言ってくれたら僕は幸せな気持ちになれる。でも、その後に「このボタン気に入ったから詳細リンクとか、他のボタンにも同じように適用するのってサイト全体がぱっとしていいんじゃない!」って言ってきたら餅を詰まらして死にそうになったおじいちゃんみたいな顔になって膝ついてホゲホゲ言ってそのまま眼を閉じるかもしれない。(そしたら誰か骨を拾ってキングスキャニオンの砂漠にでも撒いてくれ)

ボタンの色の共通化は大切だ。でも、なんでもそうだけどやり過ぎはダメだ。(しかも上記みたいな理由の日にゃ..)役割に分けてボタンの色を決める必要があるし、優先度をつけて大きさやトーンで各ボタンにコントラストをつけることも必要だ。

はじめにルールを決めて事前に顧客にせつめすれば、作ればこのへんは何も怖くない。

画像の無駄な挿入で目線が散漫に

写真やイラストがページをいれることでページは栄えるだろう。だからって無駄な挿入は避けなきゃダメだ。例えば個人ブログにオリジナルキャラを持ってる人がいるけど、ユーザーに押し付けるように文章の段落ごとに挿入するのは誤りな気がする。途中で画像が入って来れば、文章が読みたいのに目線がチラチラ移動してしまう。キャラを覚えて貰いたいならサイトロゴの近くに置くとかナビゲーションの下に置いとくなど、ユーザーの目に絶対入る場所に置けばいい。

派手にするにもいろいろ方法はある。だけど..

タイトルのフォントを変更するのを例にしても大きくするにしてもドロップシャドウつけたり、グローつけたり、色の明度を上げたり、背景敷いたり、フォントを二重に重ねて後ろを薄くしたり、サイズを大きくしたり...つまりいっぱいある。

変更の際に考えることで大事なのは「コントラスト」と「共通化」、「変更の理由」の3つ。

  • コントラスト: h3のスタイルを派手に変更する、h3とh3の違いは誰から見てもわかるだろうか?ユーザーによってはh3をh2と見る可能性は無いだろうか。
  • 共通化: そのページだけでスタイルの変更をしてないだろうか?違うページに飛んだ時、同じようにh3であると気づいてもらえるだろうか。
  • 変更の理由: そもそも変更の理由は何か。理由が曖昧に感じたら顧客の真のニーズをちゃんと探ってから代替案を提出するほうがいいかもしれない。

おわり

アートとデザインで違う所は人に使ってもらうってとこだと思います。

あぁ、考えまとめながら書くのすごい時間かかる..なぁ!